金沢市議会 > 2012-12-03 >
12月03日-01号

  • "辰巳ダム"(/)
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  1. 金沢市議会 2012-12-03
    12月03日-01号


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    平成24年 12月 定例会(第4回)           平成24年12月3日(月曜日)-----------------------------------◯出席議員(40名)     議長  苗代明彦     副議長  松井純一     1番  高  誠      2番  麦田 徹     3番  高 芳晴      4番  源野和清     5番  長坂星児      6番  喜多浩一     7番  前 誠一      8番  広田美代     9番  小阪栄進      10番  宮崎雅人     11番  小林 誠      12番  秋島 太     13番  山本由起子     14番  粟森 慨     15番  下沢広伸      16番  高岩勝人     17番  野本正人      18番  久保洋子     19番  黒沢和規      20番  福田太郎     21番  森 一敏      22番  清水邦彦     23番  角野恵美子     24番  松村理治     25番  新村誠一      26番  澤飯英樹     27番  玉野 道      28番  森尾嘉昭     29番  升 きよみ     30番  上田 章     31番  木下和吉      32番  中西利雄     33番  安達 前      34番  井沢義武     37番  田中 仁      38番  横越 徹     39番  田中展郎      40番  高村佳伸◯欠席議員(なし)-----------------------------------◯説明のため出席した者 市長        山野之義   副市長       丸口邦雄 副市長       濱田厚史 公営企業管理者   糸屋吉廣   教育委員長     佐藤秀紀 市長公室長     八田 誠   都市政策局長    山口 亮 総務局長      谷  晃   経済局長      山田克俊 農林局長      新村光秀   市民局長      岡田宜之 福祉局長      西村賢了   保健局長      川原利治 環境局長      坂井修二   都市整備局長    堂薗洋昭 土木局長      中川雅則   市立病院事務局長  永井信幸 危機管理監     大田 茂   会計管理者     宮前信之 教育長       野口 弘   消防局長      山田 弘 財政課長      松田滋人-----------------------------------◯職務のため出席した事務局職員 事務局長      桶川秀志 議事調査課長    中宗朋之   議事調査課長補佐  納谷英行 議事グループ長   上出憲之   調査グループ長   橋高祐二 主査        三屋 陽   主査        外川 奨 主査        八木淳介   主任        守田有史 主任        石川岳史 総務課長補佐    村田英彦   総務グループ長   小森 聡 主任        納屋隆史-----------------------------------◯議事日程(第1号)  平成24年12月3日(月)午前10時開議 日程第1 会期の決定について 日程第2 議案第1号 平成24年度金沢市一般会計補正予算(第5号)      議案第2号 平成24年度金沢市水道事業特別会計補正予算(第2号)      議案第3号 金沢市児童福祉法に基づく児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例制定について      議案第4号 金沢市社会福祉法に基づく婦人保護施設の設備及び運営に関する基準を定める条例制定について      議案第5号 金沢市生活保護法に基づく保護施設の設備及び運営に関する基準等を定める条例制定について      議案第6号 金沢市介護保険法に基づく指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例制定について      議案第7号 金沢市介護保険法に基づく指定介護予防サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例制定について      議案第8号 金沢市介護保険法に基づく指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例制定について      議案第9号 金沢市介護保険法に基づく指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例制定について      議案第10号 金沢市介護保険法に基づく指定介護老人福祉施設の入所定員、人員、設備及び運営に関する基準を定める条例制定について      議案第11号 金沢市介護保険法に基づく介護老人保健施設の人員、施設及び設備並びに運営に関する基準を定める条例制定について      議案第12号 金沢市介護保険法に基づく指定介護療養型医療施設の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例制定について      議案第13号 金沢市老人福祉法に基づく養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例制定について      議案第14号 金沢市老人福祉法に基づく特別養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例制定について      議案第15号 金沢市社会福祉法に基づく軽費老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例制定について      議案第16号 金沢市障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例制定について      議案第17号 金沢市障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく指定障害者支援施設の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例制定について      議案第18号 金沢市障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく障害福祉サービス事業の設備及び運営に関する基準を定める条例制定について      議案第19号 金沢市障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく地域活動支援センターの設備及び運営に関する基準を定める条例制定について      議案第20号 金沢市障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく福祉ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例制定について      議案第21号 金沢市障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく障害者支援施設の設備及び運営に関する基準を定める条例制定について      議案第22号 金沢市児童福祉法に基づく指定通所支援の事業等の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例制定について      議案第23号 金沢市児童福祉法に基づく指定障害児入所施設等の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例制定について      議案第24号 金沢市医療法施行条例制定について      議案第25号 金沢市理容師法施行条例制定について      議案第26号 金沢市美容師法施行条例制定について      議案第27号 金沢市クリーニング業法施行条例制定について      議案第28号 金沢市公衆浴場法施行条例制定について      議案第29号 金沢市風致地区内における建築等の規制に関する条例制定について      議案第30号 金沢市高齢者、障害者等の移動等の円滑化のために必要な特定公園施設の設置に関する基準を定める条例制定について      議案第31号 金沢市におけるみちづくり技術的基準等に関する条例制定について      議案第32号 金沢市道路標識の寸法を定める条例制定について      議案第33号 金沢市高齢者、障害者等の移動等の円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例制定について      議案第34号 金沢市準用河川管理施設等の構造の技術的基準を定める条例制定について      議案第35号 金沢市水道法施行条例制定について      議案第36号 金沢市旅館業法に基づく旅館業の施設の構造設備の基準を定める条例の全部改正について      議案第37号 金沢市手数料条例の一部改正について      議案第38号 金沢市学校設置条例の一部改正について      議案第39号 金沢市防災会議条例及び金沢市災害対策本部条例の一部改正について      議案第40号 金沢市暴力団排除条例の一部改正について      議案第41号 金沢市食品衛生法施行条例の一部改正について      議案第42号 金沢市興行場法施行条例の一部改正について      議案第43号 金沢市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について      議案第44号 金沢市廃棄物の減量化及び適正処理等に関する条例の一部改正について      議案第45号 金沢市公園条例の一部改正について      議案第46号 金沢市営住宅条例の一部改正について      議案第47号 金沢市ガス供給条例及び金沢市液化石油ガス供給条例の一部改正について      議案第48号 金沢市公共下水道条例の一部改正について      議案第49号 市道の路線認定について      議案第50号 市道の路線変更について                           (提案理由説明)-----------------------------------◯本日の会議に付した事件  議事日程(第1号)に同じ-----------------------------------     午前10時3分 開会 △開会 ○苗代明彦議長 ただいまから平成24年定例第4回金沢市議会を開会いたします。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △開議 ○苗代明彦議長 本日の出席議員数は、ただいまのところ40名であります。 よって、会議の定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~会議録署名議員の指名 ○苗代明彦議長 会議録署名議員の指名を行います。 28番  森尾嘉昭議員 29番  升 きよみ議員 30番  上田 章議員以上、3名の方々を指名いたします。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △諸報告 ○苗代明彦議長 次に、地方自治法第121条の規定による今定例会の説明員の氏名は、お手元に配付のとおりでありますので、御報告いたしておきます。     〔説明員の氏名は本号末尾参照〕~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △会期の決定について ○苗代明彦議長 これより、日程第1会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今定例会の会期は、本日から14日までの12日間といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○苗代明彦議長 御異議なしと認めます。 よって、今定例会の会期は12日間と決定いたしました。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議案上程 ○苗代明彦議長 次に、日程第2議案第1号平成24年度金沢市一般会計補正予算(第5号)ないし議案第50号市道の路線変更について、以上の議案50件を一括して議題といたします。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~提案理由の説明 ○苗代明彦議長 市長から提案理由の説明を求めます。 山野市長。     〔山野之義市長登壇〕 ◎山野之義市長 本日、ここに各位の御参集をいただき、平成24年定例第4回金沢市議会が開かれますに当たり、市政の概況と提出議案の大要につきまして御説明を申し上げます。 我が国は今、今後の行く末を左右する重大な岐路に差しかかっております。すなわちデフレ経済からの脱却を初め、巨額に上る政府累積債務の解消、社会保障制度等の改革、大震災からの復興、外交・防衛・エネルギー政策など極めて困難な課題が山積しており、解決には一刻の猶予も許されません。そうした中で、今後の方向性について民意を問う総選挙があす公示されますことから、選挙を通じて情勢を打開するための議論が深まり、有権者の的確な判断により、我が国が再び持続的な発展基調を取り戻し、今後とも国際社会の中で信頼され、尊敬される国家となるよう強く望む次第でございます。 さて、社会経済情勢が混沌とする中にあって、国、地方を問わず、未来に向けたビジョンを明確に示し、そのための戦略をいかに構築していくかが問われております。本市においても昨年来、新たな都市像の策定に取り組んでおりますが、かねて検討を重ねてきた有識者懇話会において、先月末、本市の目指すべき方向性の骨子案がまとまりましたので、今後、議員各位や市民の皆様の御意見も広くお聞きしながら、年度末をめどに都市像を確定いたしますとともに、明年度にかけて具体的な施策を盛り込んだ戦略を、引き続き、策定してまいりたいと存じます。 すなわち、本市には、これまでに培われた歴史、伝統など、比類なきまちのストックがあり、先人たちの努力により北陸新幹線など広域交通網の整備と機を一つにして、本市の認知度やステータスが高まってきております。それらを踏まえると、本市が目指すべき次のステップは、ストックを国の内外に積極的に発信し、人・モノ・情報等が集積する交流拠点を目指すことであり、交流や刺激を通じて新たな文化やビジネスの創造を図っていくことではないかと考えます。 同時に、そうした都市を目指すためにも、市民一人一人がきずなやつながりを大切にしながら、市民協働の市政の推進やコミュニティーの再生等に積極的に役割を果たしていくことが重要であり、市民の皆様とともに誇りあるまちを築いてまいらねばなりません。そうした思いから、今回、交流を軸とした新たな都市像を策定することとした次第であり、東日本大震災を通じ、人々のきずなやつながりの大切さが再認識される今だからこそ、また、北陸新幹線の開業を迎える本市だからこそ、描き得るビジョンではなかろうかと考えているところでございます。 ところで、そのためにもまちの魅力を磨き高め、発信する取り組みがまずは重要であります。先般、国の文化審議会から加賀藩の火薬製造施設である土清水塩硝蔵跡を国史跡に指定するよう、また、寺町台地区重要伝統的建造物群保存地区に選定するよう答申がなされ、国の文化財としての価値が認められることとなりましたので、これを機に、長町1丁目の千田家庭園及びやっこ行列を年明けにも市文化財に指定するなど、本市文化財の厚みを増す努力を重ねてまいりますとともに、城下町のまち並みが今に残る長町武家屋敷群のさらなる保全に向けて、新たな国の景観法に基づく景観地区への指定を目指すことといたしますほか、町家の保全、活用を図るため、仮称「金澤町家条例」の明年3月の制定を目指すなど、歴史文化資産を生かしたまちづくりを一層加速させてまいりたいと存じます。 加えて、本市の新たな魅力の一つとなるシティフルマラソンにつきましては、先月末の検討委員会において、大会名を「金沢マラソン」とすることや、開催日を2015年11月15日とすることなどが決定されましたので、引き続き、運営体制の検討やボランティア組織の構築に取り組むなど、基本計画の策定を急ぐこととしております。 一方、シティープロモーションにつきましては、北陸新幹線の開業に向けた機運を醸成するため、新たに開業記念イベントなどに活用するキャッチフレーズやロゴマークを作成したいと考えております。また、東京の営業戦略室では、都内の学校、企業に対する誘客・誘致活動に鋭意取り組んでおりますほか、MICE推進協議会が主体となり、首都圏における官民一体となったセールス活動を年明けから展開することとしております。あわせて、今月、台南市で開催される「大台南国際旅展」に観光ブースを出展するなど、海外からの誘客の促進にも、引き続き、力を注いでまいる所存であります。 次に、交流基盤の整備でありますが、北陸新幹線の建設につきましては、年内に富山県境から白山総合車両基地までの高架橋が完成するなど、整備が順調に進んでおり、今月から金沢駅舎の建築工事に本格的に着手する運びとなっております。 また、並行在来線につきましては、先般、第三セクターが車両等の鉄道資産を低廉な価格で譲り受けることなどについて、JRとの間で基本的な合意を見たところであり、引き続き、県と連携して開業に向けた準備を進めますほか、安定的な経営や利便性の向上を図るための支援措置の拡充を国等に働きかけてまいりたいと存じます。 加えて、明年1月から3月にかけて、金沢と白川郷を結ぶ高速バスを増便するための運行実験を実施してまいりますほか、先般、市交通まちづくり協議会実務者レベルの分科会を設置したところであり、今後、2次交通の充実に向けて、シャトルバスの運行形態や観光客にわかりやすい公共交通案内表示等について、検討を進めてまいりたいと存じます。 さらに、道路ネットワークの整備では、外環状道路海側幹線大友-大河端町間の側道2車線が、明年3月に暫定供用を開始いたしますほか、国が拡張整備を進めている山側環状にありましても、2本目の卯辰トンネルの開通にあわせ、東長江-鈴見台間の4車線での供用が、今月19日に開始されることとなりました。 一方、金沢駅から香林坊に至る都心軸の整備でありますが、金沢駅西広場の再整備につきましては、過般、一般車駐車場団体バス乗降場が供用開始されましたので、引き続き、タクシー乗降場などの整備を進めてまいりますとともに、駅武蔵北地区第3工区では、1階店舗部分に社会福祉法人が経営するクリニック等の入居が決定いたしましたことから、明年3月の完成に向けて、施設建築物の整備に拍車をかけてまいりたいと存じます。 なお、あわせて駅周辺においては、地元金融機関等の社屋ビルが、また、武蔵ヶでは民間事業者による複合商業ビルの建設が計画されておりますことから、都心軸の整備と商業・業務機能の集積に弾みがつくものと期待しております。 さて、内外からの交流の促進に向けて、究極にはまちの総合力を高めていくことが肝要であります。まずは、市民生活の安定と安全の確保についてでありますが、景気の後退が深刻化する中、国の緊急経済対策や日本銀行の追加金融緩和措置が実施されるなど、デフレ経済からの脱却が模索されておりますことから、市といたしましても、国庫補助の増額決定を受けた道路整備や、学校施設耐震化などの公共事業費のほか、中心市街地への出店に対する助成費の追加などの経費を今回の補正予算に盛り込み、地域経済の安定に資してまいりたいと存じます。また、過般、ものづくり基盤の強化に向けて、金沢森本インター工業団地整備工事に着手するとともに、隣接する金沢テクノパークでは、進出企業から生産拠点の再編に伴う工場増設についての表明がありましたので、本市経済への波及効果を期待しております。 一方、10月末に市内のホテルで発生したエレベーター事故を受けて、同一メーカーのものを設置しているビルの管理者に対し、直ちに緊急点検の実施を指示するとともに、先月末にはそれ以外のメーカーのものも含め、安全装置の設置を進めるよう指導したところであります。引き続き、国のさらなる安全対策等の動向を見きわめながら適切に対処してまいりますほか、地域防災計画につきましても、液状化危険度予測図の作成など、震災対策計画の年度内の取りまとめに向けて、見直し作業を急いでまいりたいと存じます。 また、かねて整備を進めてきた辰巳ダムが、先月竣工いたしましたので、既存の犀川ダム、内川ダムとあわせ、犀川の治水や浅野川の流量負担の軽減など、今後の水防対策に重要な役割を果たしてくれるものと存じます。 次に、福祉健康施策についてでありますが、年内にも地域福祉コーディネーターの設置や地域福祉の新たな担い手の育成などを盛り込んだ新しい地域福祉計画の素案をまとめることとしており、本年度末をめどに計画の策定を進めてまいります。 また、国の「社会保障制度改革国民会議」が先月末に発足したところであり、今後、年金制度や医療・介護制度子育て支援制度など社会保障のあり方についての議論が本格化してまいりますことから、その動向を注視しながら、地方の実情が反映されるよう、必要に応じ国に働きかけてまいりたいと存じます。 加えて、市民の健康づくりの指針となる新たな金沢健康プランでありますが、現在、パブリックコメントを踏まえ、推進会議において素案を検討しているところであります。今後、生活習慣病の予防や心の健康づくり等に関する具体的な目標を掲げるなど、市民とともに取り組むための計画を年度末をめどに策定してまいりたいと存じます。 他方、地域医療の中核をなす市立病院の運営にありましては、自立度や機動力を高め、専門的で質の高い医療の提供を図るため、明年4月から地方公営企業法の規定の全部を適用したいと考えており、今回、そのための条例案をお諮りした次第であります。 ところで、循環型社会の実現に向けた取り組みでありますが、先月、産学官の連携による「再生可能エネルギー導入等研究会」から、マイクロ水力発電バイオマスの活用などのモデル事業について提言をいただきましたので、これを踏まえ、再生可能エネルギー導入プランの本年度中の策定を目指してまいりますほか、省エネ、創エネを進めるスマートタウンの整備に向けて、本年度中に実施計画を策定してまいりたいと存じます。 一方、次代を担う子どもたちの育成についてでありますが、子どもを育む行動計画につきましては、先月、家庭や地域の教育力の向上などを盛り込んだ素案がまとまりましたので、新たな計画の本年度中の策定に向けて作業を本格化してまいりますほか、先月、改築を終えた小立野小学校に続き、移転新築工事を進める戸板小学校の校舎及び体育館が年内に完成する運びとなりましたので、明年4月の開校に向けて準備に遺漏のないよう期してまいります。 また、いじめ問題へのさらなる取り組みの強化についてでありますが、先般、国から学校や教員の評価基準にいじめの対応を加える旨の通知が出されたところであります。本市といたしましても、過般、全児童・生徒を対象に実施したアンケートや、これに基づく各学校での対応結果等を踏まえ、新たに対策を強化するなど、いじめを見逃さない学校づくりに全力で取り組んでまいる所存であります。 加えて、市立工業高校にありましては、過般、姉妹都市提携10周年で全州市を訪問した際、全州市工業高校との間で姉妹校提携の調印を行いましたので、既に姉妹校となっている蘇州高等職業技術学校を含めたトライアングル交流を進めるべく、明年秋に本市で学生フォーラムを開催してまいりたいと考えております。 さて、地方分権改革の推進でありますが、地域の自主性、自立性を高めるための第1次及び第2次一括法の施行に伴い、条例制定権が拡大されたことを受けて、歴史的なまち並みを保全するための道路幅員や、国を上回る保育所居室面積の設定など、本市独自の基準を定め、きめ細かな住民サービスを提供してまいりたいと考えており、明年4月からの施行に向けて、今回、関係する条例案40件をお諮りした次第であります。 また、地方分権の時代にあっては、行政のみならず、住民みずからもまちづくりに積極的な役割を果たすことが求められてまいりますことから、市民間や市民と行政の交流をこれまで以上に促進し、市民協働の市政の推進に取り組んでまいりますとともに、この9月に開館した「金沢学生のまち市民交流館」の利用も順調に伸びておりますことから、全国の学生から歴史的な建築物等の活用をテーマにアイデアを募集するなど、若者の力をまちづくりに積極的に生かしてまいりたいと存じます。 ところで、年末を控え、これから明年度予算の編成作業が本格化してまいります。社会保障費や長期債務残高の増加に伴い、国、地方の財政を取り巻く環境は極めて厳しいものがありますが、どのような状況にあろうとも市政に逡巡は許されません。健全財政を堅持する一方で、間近に迫った北陸新幹線の開業準備や新たな都市像を視野に入れた施策を積極果敢に展開していく必要があります。そのためにも、市民ニーズを的確に把握しながら、これまで以上に知恵を絞り、地域経済の活性化や市民生活の安全・安心の確保はもちろんのこと、拠点性の向上や魅力の創出、ものづくり産業の基盤強化、福祉、教育、環境への対応など、まちの将来につながる施策の推進に、私を初め、職員一丸となって取り組んでまいる所存であります。何とぞ各位並びに市民の皆様の一層の御支援を賜りますようお願い申し上げます。 さて、今回提出いたしました補正予算案は、国庫補助内示の増に伴う公共事業費の前倒しなど、地域経済の活性化に資する経費や福祉、保健の需要の増加にこたえるための経費の追加のほか、職員給与費の減額などが主なる内容で、全会計の補正予算額は22億8,585万6,000円となりました。 まず、土木関係では、橋梁の長寿命化のための補修工事や木越福増線の道路築造を前倒しいたしますほか、新幹線側道の安原架道橋の改築について、JRとの間で協議が整いましたので、工事に着手するための債務負担行為を設定することとしております。 経済関係では、中小企業の国際見本市への出展等に対する助成枠を追加いたしますほか、農林業関係では、大浦町集落営農組織の法人化等に伴う経営転換協力金や木の家づくり奨励金の助成枠を追加いたしました。 福祉関係では、需要の増加に対応し、生活保護費や障害者自立支援費などを追加するとともに、障害者福祉施設の整備を前倒しいたしますほか、保健関係では、各種医療費の助成枠を追加しております。 教育関係では、私立幼稚園の就園奨励費を追加するとともに、篤志家からの寄附を青少年育成基金に積み立てることとしたほか、企業局関係では、犀川山間地区における上水道の整備を前倒ししてまいります。 このほか、予算以外の議案では、さきに挙げた地方分権改革関連等の条例を初め、石油石炭税の税率引き上げに伴い、ガス料金を明年4月分から平均0.09%改定する「金沢市ガス供給条例及び金沢市液化石油ガス供給条例」の一部改正など、条例案46件の外、市道の路線認定など、その他議案2件をお諮りしております。 以上が議案等の大要でございます。何とぞ慎重に御審議の上、適切なる御決議を賜りますようお願い申し上げます。 ○苗代明彦議長 提案理由の説明は終わりました。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △諸報告 ○苗代明彦議長 この際、御報告いたしておきます。 地方教育行政の組織及び運営に関する法律第27条第1項の規定により、金沢市教育委員会事務事業点検・評価報告書(平成23年度執行分)が提出されておりますことをお知らせいたしておきます。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    △休会について ○苗代明彦議長 以上をもって、本日の日程は終了いたしました。 お諮りいたします。 明4日から9日までは議案調査のため休会といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○苗代明彦議長 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。 この際、御通知申し上げます。 次の本会議は、10日午前10時から開きます。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △散会 ○苗代明彦議長 本日はこれにて散会いたします。     午前10時28分 散会-----------------------------------   〔参照〕-----------------------------------                (写)                           収財第38号                           平成24年11月30日                           (2012年)  金沢市議会議長  苗代明彦様                         金沢市長  山野之義           説明員の出席について(通知) 平成24年11月27日付け発金議議調第119号で請求された地方自治法(昭和22年法律第67号)第121条の規定に基づく平成24年定例第4回金沢市議会の説明員は、次のとおりです。 副市長         丸口邦雄    副市長         濱田厚史 公営企業管理者     糸屋吉廣    農林局長        新村光秀 教育委員長       佐藤秀紀    市民局長        岡田宜之 市長公室長       八田 誠    福祉局長        西村賢了 都市政策局長      山口 亮    保健局長        川原利治                     保健所長        安部俊男 都市政策局担当局長           環境局長        坂井修二+歴史文化部長    + 河原 清    都市整備局長      堂薗洋昭|事務取扱兼     |         土木局長        中川雅則|歴史遺産調査研究室長|         市立病院事務局長    永井信幸+事務取扱      +         危機管理監       大田 茂                     会計管理者       宮前信之 総務局長        谷  晃    教育長         野口 弘 経済局長        山田克俊    消防局長        山田 弘 市長公室担当部長    当田一博    土木局担当部長     野口広好(秘書課長事務取扱)          (道路建設課長事務取扱) 都市政策局担当部長   相川一郎    土木局担当部長     荒木信博(企画調整課長事務取扱)        (営繕課長事務取扱) 交通政策部長      西川 洋    危機管理課長      詩丘樹持                     会計課長        河原秀治 都市政策局担当部長+歴史建造物整備課長 + 野島宏英    教育次長+事務取扱      +        +兼学校職員課長   + 野村 豊                    +事務取扱      + 総務局担当部長     北村誠広    教育委員会(総務課長事務取扱)           学校教育部長                    +兼市立工業高等学校 + 平嶋正実 総務局担当部長     溝口 晃   |教育改革推進室長  |(監理課長事務取扱)          +事務取扱      + 総務局担当部長     宮下 毅    教育委員会担当部長   濱野大助(税務課長事務取扱)          (学校指導課長事務取扱) 経済局担当部長             教育委員会担当部長+ものづくり産業支援 + 宮本伸一   +市立工業高等学校  + 奥村敏郎+課長事務取扱    +        +事務局長事務取扱  + 営業戦略部長      森田 勝    教育委員会                     生涯学習部長      縄 寛敏 農林局担当部長     不破 哲   +兼生涯学習課長   +(森林再生課長事務取扱)        +事務取扱      + 卸売市場長               教育プラザ富樫+兼中央卸売市場長  +         総括施設長|兼中央卸売市場   | 吉岡信昭   +兼地域教育センター + 越田理恵|事務局長兼公設花き |        |所長事務取扱    |+地方卸売市場長   +        |兼研修相談センター |                    +所長事務取扱    + 市民局担当部長     吉本忠則(市民課長事務取扱)           消防局次長       中町清一                    (兼警防課長事務取扱) 市民局担当部長+市民スポーツ課長  + 尾崎敬志    消防局担当次長     竹中 衛+事務取扱      +        (消防総務課長事務取扱) 福祉局担当部長     岡 健一    企業局経営企画部長   山崎純生(福祉総務課長事務取扱)                     企業局担当部長     新田芳昭 環境局担当部長            (経営企画課長事務取扱)+リサイクル推進課長 + 蚊戸 進+事務取扱      +         企業局営業部長                    +兼営業開発課長   + 高野愼吾 都市整備局担当部長   中田政晴   +事務取扱      +(都市計画課長事務取扱)                     企業局建設部長     羽土明範 定住促進部長      山崎 章    企業局施設部長     高村幸夫 広報広聴課長      藤井 宏    福祉指導監査課長    笠井達也 情報政策課長      桶田光一    健康総務課長      綿谷 徹 国際交流課長      嶋浦雄峰    医療保険課長      西尾昭浩 新幹線開業対策室長   吉田康敏    地域保健課長      今村恵子 交通政策課長      高橋信博    衛生指導課長      野田昌弘 歩ける環境推進課長   水口哲哉    試験検査課長      金田外茂之 歴史都市推進室長    平木清志    環境政策課長      佐久間 悟 文化政策課長      石蔵茂幸                     施設管理課長 文化財保護課長            +兼西部衛生     + 中村悦郎+兼埋蔵文化財    + 出越茂和   +センター所長    ++センター所長    +                     環境指導課長      川原陽一 文書法制課長      中野 寛    景観政策課長      中村 均 職員課長        太田敏明    緑と花の課長      林 充男 行政経営課長      高村政博    市街地再生課長     浅川明弘 財政課長        松田滋人    住宅政策課長      瀧本徳宏 資産税課長       塚本智靖    市営住宅課長      村田 健 市民税課長       赤井道弘    建築指導課長      松田 悟                     道路管理課長      中川富喜 商業振興課長      西川 哲(湾港活用推進担当)           内水整備課長      林 昭一                    (総合治水対策推進担当) クラフト政策推進課長  新木伊知子 労働政策課長      若林昭宏    市立病院事務局次長   西川和昭 企業立地課長      西田賢一 観光交流課長      浦 世史宏   教育委員会       山田啓之 農業振興課長      吉田伸也    教育総務課長 農業基盤整備課長    山田一二                     教育委員会 中央卸売市場      辻 秀一    図書館総務課長     廣田康太郎 事務局次長              +兼玉川図書館長   +                    +兼近世史料館長   + 公設花き地方卸売    野口雄一 市場事務局長              選挙管理委員会書記長  澤田忠篤                     監査事務局長      越川恭明 市民参画課長      山下範泰    農業委員会事務局長   寺西正和(兼人権同和対策室長)          消防局予防課長     小谷正利                     消防局情報指令課長   金岡利明 近江町交流プラザ館長  島 進一    企業局企業総務課長   石野圭祐 生活支援課長      中田久志 介護保険課長      占部 亮    企業局お客さま     越渡武雄                     サービス課長 長寿福祉課長      太村正信 こども福祉課長+兼金沢駅      + 江口弘泰    企業局建設課長     関本哲夫+こどもらんど所長  +         企業局維持管理課長   長谷川 幹                     企業局ガス課長     森 昭則 こども総合相談     二宮 勝    企業局上水・発電課長  海道和明 センター所長              企業局水処理課長    村井光國 障害福祉課長      松倉剛弘 上記説明員中、教育委員長 佐藤秀紀は、所用のため12月10日、12日、14日の本会議を欠席し、教育委員 岡 能久(10日)、教育委員 米井裕一(12日)、教育委員 早川芳子(14日)が代理出席します。...